倶会一処
2007年 06月 30日
今日はお仕事をお休みさせていただいて、東京まで行ってきました。
少し前、友人から連絡を頂いていたのです。
去年亡くなった友人のお墓が出来たよ…と。
その友人は、主人の高校時代からの親友でした。
彼と彼のご家族と、私たち・・・。会う機会は減っても、いつもお互いを
思い、信頼し、そしてこの暖かな関係はずっと続くものだと思っていました。
私たちの人生の中で、彼らとの素敵な時間が、このまま優しく積み重ねられて
いくのだと…疑うことはありませんでした。
彼の時間が38歳で止まってしまった去年の6月。
どれだけ私たちは泣いたでしょう。どれだけ彼を思ったでしょう。
悲しみの中で他の友人たちと支えあいながら、自分たちの中に
この出来事を受け入れていくには、時間が必要でした。
彼のお墓は、彼が愛してやまない「谷中」の地にありました。
季節の木々が植えられた緑豊かな墓地に、彼の名前が刻まれた
新しい墓石がそっとたたずんでいました。
そして
その墓石にはこう刻まれていたのです。
「倶会一処」
通常は「○○家之墓」と刻まれる部分に書かれたその言葉…。
それは、
お経の中にある「また会いましょう」という意味であると
教えてもらいました。
その言葉を墓石に刻む…彼の奥様らしいなぁ…と思います。
また会えるのは
あの世でのことなのか、それとも輪廻転生のことなのか…
私には分かりません。
でも、
この1年の中でずっと大切にしてきた想いがあります。
彼と出会って、彼と彼のご家族と共に過ごしてきた時間。
そこから私はたくさんのものをもらってきました。
本当にかけがえのないものをもらってきたのです。
だから
私の中に彼はずっといるのだと…。
彼からもらった大切なものが、何度も私の中で温められ、
生かされていくのだと…。
私たちが彼のことを
感謝の想いで思い出すとき、
私たちは彼にまた出逢っているのでしょう。
爽やかに吹く風の中に。
きらきら光る木漏れ日の中に。
優しく香る花々の中に。
そして
私の中に…
少し前、友人から連絡を頂いていたのです。
去年亡くなった友人のお墓が出来たよ…と。
その友人は、主人の高校時代からの親友でした。
彼と彼のご家族と、私たち・・・。会う機会は減っても、いつもお互いを
思い、信頼し、そしてこの暖かな関係はずっと続くものだと思っていました。
私たちの人生の中で、彼らとの素敵な時間が、このまま優しく積み重ねられて
いくのだと…疑うことはありませんでした。
彼の時間が38歳で止まってしまった去年の6月。
どれだけ私たちは泣いたでしょう。どれだけ彼を思ったでしょう。
悲しみの中で他の友人たちと支えあいながら、自分たちの中に
この出来事を受け入れていくには、時間が必要でした。
彼のお墓は、彼が愛してやまない「谷中」の地にありました。
季節の木々が植えられた緑豊かな墓地に、彼の名前が刻まれた
新しい墓石がそっとたたずんでいました。
そして
その墓石にはこう刻まれていたのです。
「倶会一処」
通常は「○○家之墓」と刻まれる部分に書かれたその言葉…。
それは、
お経の中にある「また会いましょう」という意味であると
教えてもらいました。
その言葉を墓石に刻む…彼の奥様らしいなぁ…と思います。
また会えるのは
あの世でのことなのか、それとも輪廻転生のことなのか…
私には分かりません。
でも、
この1年の中でずっと大切にしてきた想いがあります。
彼と出会って、彼と彼のご家族と共に過ごしてきた時間。
そこから私はたくさんのものをもらってきました。
本当にかけがえのないものをもらってきたのです。
だから
私の中に彼はずっといるのだと…。
彼からもらった大切なものが、何度も私の中で温められ、
生かされていくのだと…。
私たちが彼のことを
感謝の想いで思い出すとき、
私たちは彼にまた出逢っているのでしょう。
爽やかに吹く風の中に。
きらきら光る木漏れ日の中に。
優しく香る花々の中に。
そして
私の中に…
by aromagarden
| 2007-06-30 22:31
| 香りの庭へようこそ(過去)