ぽぽの里帰り

まだまだ暑い日が続きます。

夏休み…私たちは実家のある浜松に帰省しました。
いつも忙しかったり、ワン&ニャンのことがあったりするので、なかなか
暑いこの時期に帰ろうとは想わなかったのです。

でも今年は、久しぶりに家族とのゆっくりとした時間を過ごしたいね…
二人ともそんな思いになり、ニャンたちは親切なお隣さんにお願いをして
これまた久しぶりの電車&新幹線を乗り継いでの帰省となりました。

もうひとつの帰省の目的…。
それは、ぽぽの遺骨をあの仔が生まれ育った静岡の海にまくことでした。
親しくさせて頂いている仕事仲間であり、ぽぽちゃんレスキューの中心となって
くださったAさんご夫妻が、その日私たちにお付き合いしてくださいました。
きれいなことで有名な御前崎の海に、遺骨をまこうと想ったのです。

けれど不思議なことが起こりました。

Aさんの生徒さんであり、ぽぽの生家とのご縁もあって、ぽぽちゃんの
レスキューをお願いしてくださったMさんご夫妻が、普段住んでいる大阪から
この日にあわせたかのように、静岡に来ることになったのです。
そしてMさんは、私たちがぽぽのために御前崎に来ると聞いて、急きょご一緒して
くださったのでした。

Mさんはぽぽの生家を知っています。そして、思いがけずにぽぽの生家に
行くことが出来たのでした。
そこはすでに空き家になっていたため、家も荒れ放題、庭の草木も伸び放題でした。
その中に、ぽぽと、そしてぽぽの子供たちであるクロちゃん、チョゴちゃんの
犬小屋が三つ、草むらの中に見つけることが出来ました。

そして、ぽぽが使っていたという食器・・・アルミの片手鍋がそこにころがって
いました。

私たちの知らない、ぽぽの10年以上の歴史…その地に来ることによって、
感慨深い、そして言葉にならない想いが深いところからこみ上げてきました。
確かに、大変な状況の中でぽぽたちはレスキューせざるを得なくなりました。
けれど、それまで確かに、ぽぽはこの家の持ち主たちに愛されてきたのでしょう。

帰ってきたかったんだね。
そして、私たちに見せたかったんだね。

今はすでに肉体のない、風となったぽぽからのメッセージのようでした。
澄み切った青い空が眩しくて、
私と主人の頬を、静かに涙が流れました。

私たちの知らないぽぽ。
楽しかった思い出も、苦しかった思い出も、この家と家族と共に過ごしてきた、
そのぽぽのすべてに触れさせてもらえたようで、
私たちはただただ…ありがとうの想いしかありませんでした。
庭先に小さな穴をほって、ぽぽの白い遺骨をそっと埋めました。
良かったね、ぽぽ、帰ってこれたんだよ。

暑い夏の日。
私たちの想いに寄り添って、ずっと付き合ってくださったAさんご夫妻、そして
Mさんご夫妻に…
本当にありがとうございました。

これからも私たちは、ずっとぽぽと共にあるでしょう。
ずっとぽぽを愛し続けることでしょう。
そして、
ぽぽに出会わせてもらえたことを、ずっと感謝し続けることでしょう。

青い空、青い海。潮風の匂い。ぽぽの生家があった場所…。
私たちは決して忘れません。

ぽぽ…ありがとう。

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by aromagarden | 2007-08-21 15:30 | 香りの庭へようこそ(動物) | Comments(0)
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アロマセラピスト夫婦+ワン&ニャンのハッピーライフ


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