倶会一処

今日はお仕事をお休みさせていただいて、東京まで行ってきました。

少し前、友人から連絡を頂いていたのです。
去年亡くなった友人のお墓が出来たよ…と。

その友人は、主人の高校時代からの親友でした。
彼と彼のご家族と、私たち・・・。会う機会は減っても、いつもお互いを
思い、信頼し、そしてこの暖かな関係はずっと続くものだと思っていました。
私たちの人生の中で、彼らとの素敵な時間が、このまま優しく積み重ねられて
いくのだと…疑うことはありませんでした。

彼の時間が38歳で止まってしまった去年の6月。
どれだけ私たちは泣いたでしょう。どれだけ彼を思ったでしょう。
悲しみの中で他の友人たちと支えあいながら、自分たちの中に
この出来事を受け入れていくには、時間が必要でした。

彼のお墓は、彼が愛してやまない「谷中」の地にありました。
季節の木々が植えられた緑豊かな墓地に、彼の名前が刻まれた
新しい墓石がそっとたたずんでいました。
そして
その墓石にはこう刻まれていたのです。

「倶会一処」

通常は「○○家之墓」と刻まれる部分に書かれたその言葉…。
それは、
お経の中にある「また会いましょう」という意味であると
教えてもらいました。
その言葉を墓石に刻む…彼の奥様らしいなぁ…と思います。

また会えるのは
あの世でのことなのか、それとも輪廻転生のことなのか…
私には分かりません。
でも、
この1年の中でずっと大切にしてきた想いがあります。

彼と出会って、彼と彼のご家族と共に過ごしてきた時間。
そこから私はたくさんのものをもらってきました。
本当にかけがえのないものをもらってきたのです。
だから
私の中に彼はずっといるのだと…。
彼からもらった大切なものが、何度も私の中で温められ、
生かされていくのだと…。
私たちが彼のことを
感謝の想いで思い出すとき、
私たちは彼にまた出逢っているのでしょう。

爽やかに吹く風の中に。
きらきら光る木漏れ日の中に。
優しく香る花々の中に。
そして
私の中に…
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by aromagarden | 2007-06-30 22:31 | 香りの庭へようこそ(過去) | Comments(0)
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アロマセラピスト夫婦+ワン&ニャンのハッピーライフ


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