贈り物

主人のお仕事先に、とても面倒見の良いおばさまがいます。
いつも何かしら、仕事先の人たちに、私にまでおすそ分けを
してくださいます。

時には駄菓子だったり。
時にはパンだったり。

主人はとまどっているようですが、私にはまだお会いしたことの
ないそのおばさんが、にこにこ笑顔でいらっしゃる様子が目に浮かんで
いました。

ちょうどその日の朝、最近マイブームのホームベーカリーでパンを
焼いたので、そのおばさんに持っていってもらうことにしました。
メッセージカードにいつもお世話になっているお礼を書いて、そっと
パンと一緒に入れておきました。

そして
仕事から帰って来た主人の両手にはたくさんのお野菜が…。
「どうしたの~?そんなにいっぱい」
「**さんがさ、パンのお礼に持っていけって」

何でも私たちのパンに大感激してくださったおばさんが、一旦仕事が
終わった後自宅に帰って、また持ってきてくださったのだそうです。
そしてその中には、同じようにお手紙が入っていました。
そのお手紙を読ませて頂いて…
何だか涙が出てきそうでした。
そのおばさんの、飾らない想い、暖かさがぐんぐんと染みてきたのです。
たくさんのお野菜を、ひとつひとつ丁寧に梱包してくださってあって、
そのすべてに愛がこめられているのを感じたのでした。

おばさんのまっすぐな想い…。そう、まっすぐな想いは人に届くのです。
些細なやり取りかもしれないけれど、私にはとても暖かい愛でした。
そして、
私もまっすぐに想いを、愛を、相手に届けられる人になりたいと
思ったのでした。
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by aromagarden | 2007-05-16 14:43 | 香りの庭へようこそ(過去) | Comments(0)